映画「阪急電車」

「阪急電車」を見ました。

なかなかよかった！！

生きてて何かしら腹が立ったり、ちょっとイラっとしたり、反対にほのぼのしたり、ほろっと来たり色々あるわけだけどその何気ないことをうまーく実写にしているな！と思いました。

中谷美紀の礼の美しさ、半端じゃあないです。

今、寝る前に(「暮らしの手帳」に連載されていた「すてきなあなたに」というエッセイというかコラムというか記事があるのですがそれがひとまとめになって結構分厚い本になっているのです。)読んでいるのですがその中に「ハンサムな人」という文章があってある男性の立ち姿の美しさのポイントはかかとをつけて立つということ・・
と言うくだりがあってまさしくそれを思い出すほどの美しさでした。

この美しい礼を見ることができただけでもこの映画の代金は惜しくないです。そう思いました。

さすが女優と言われる人は違うなあとただただ感心しました。

この映画は宮本信子主演でしょうね、心憎いせりふを言って決まっています。

「自分の意志で涙を止められる女になりなさい・・」とか。

私は2歳の娘に「すぐ泣いてはだめ！もっと大切なときに泣きなさい。それまで涙はとっておきなさい。・・」と叱っていましたが、私と通じる何かを感じて納得しました。

映画の最後に人生の機微を語り合おう・・・というシーンが出てきますが人間て人生の機微で生きてるようなそんな気がします。

ほのぼのしたい方、強く生きたい方、お勧めです。