外国小説

今年はミステリーばっかりじゃなくて違う分野の小説も読むことにしました。

ミステリー　確かにおもしろい！昨年読んだ堂場舜一の鳴沢了シリーズは面白かったです。

すべて読みつくしたわけじゃないけど同じようなパターンでいささか飽きてしまいました。

もしかしたら「悼む人」の影響かもしれません。人が死ぬことに嫌悪感を（そこまで大げさじゃないですが）抱くようになりました。

昨日読んだ「ミレニアム｣はスェーデンの作家の小説です。

面白かった。歴史あり、謎解きあり、スキャンダルあり、殺人あり・・・のなんでもありなんだけど、心理的な要素も含まれていて、まるで、美味しいもののてんこ盛りのような・・・ここまでいうとちょっと言いすぎかも。

先月読んだ「白の闇｣も人間の正体は何？と考えさせられる小説でした。

これも一読をおすすめします。

「悼む人」を読みました。

先日、　直木賞受賞の「悼む人」を読みました。

これが、途中で終わっていたのを今日知りました。

というのは、昨日友達２人とランチに行った帰りにブログの話になって、更新してくださいね・・・

と言われて読んでくださっているのね！と思って開いた見たら、なんとなんと途中で終わっているじゃありませんか！！

そうよ、本の画像を入れようとして、位置を決めかねて考えていたら、面倒になって
ま、いいやとそのままになってしまったのでした。

昔から、事がスムーズに行かないとすぐイヤになって、投げ出してしまう私です。

ところで・・・本題！本題！またまた忘れるところ・・・

天童荒太の小説は結構リアルで、重いと思いませんか？

今回は亡くなった方をどのようにして覚えておくか、その方の人生の足跡を心に刻むか・・・

そのために仕事も家庭も投げ打って全国を廻る・・・できないからできたらいいなあ、

とてもできないよね、せめて身内だけよね、というところでしょうか。

親を思って、物思いにひたりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

トイレに本が・・・

上の娘の家のトイレには本が置いてあるんです。それも2冊も。

トイレを使ったときにちょっと見たら面白そうで長居をしそうになりました。もっと落ち着いて読もうと思ってトイレから持って来ました。

性格の本で自分の性格を知ったらもっと自分が良くわかるよ・・・と言うような内容だったと思います。いろんなテストに答えて自分を再発見！するのにいいかなと思って少しやってみました。私は目立ちたがりでなく、攻撃性も少なく、慎重派で云々でした。あまり面白くない性格だなあと思いました。まあ普通の人間ってこんなものよねと納得しました。

何かのテストの解説に「依存と服従に成長はない」と言う言葉があって、おおそうだ！と急いでメモを取り、「自律性を養うには自分で自分の行動を決める癖をつけよう」と言う言葉も書き留めました。

情けないことにこの本の題がわかりません。トホホ・・・

本の読みすぎ？

5月は本を読みすぎました。乃南アサから続いて合計１１冊読んだんです。

シリーズものは続けて読みたくなりませんか？今回はまっているシリーズは、堂場瞬一と言う作家の鳴沢了の刑事ものです。文庫の帯がわたしをそそのかしましたよ。「寝不足書店員続出！？」ですよ。おまけに「今まで紹介しなくてごめんなさい。」しっかり出版社にはめられましたね。帯だけでなく、中身も結構ハードボイルドでおもしろいです。まあ小説ですからこんなことある訳ないじゃんっていうのもありますが・・・

このシリーズが９冊あるので、読み応え十分です。
なかなか事件が伸展しないので退屈するところもあるかもしれません。
でもこの「鳴沢了」と言う刑事はとっても真面目で生き方がへたな人間なんです。
それに共感できると言うか、自分を重ねられるというか、出来すぎ君でないのがいいのかもしれません。

5月は乃南アサ月間

5月は乃南アサ月間でした。友達が「風紋」から「晩鐘」を読みたいと言うので探しに紀伊国屋まで出かけました。ありましたよ。私が「風紋」を買って友達が「晩鐘」を買いました。

犯罪被害者って実際に被害に会った人だけじゃあないのでは？という問題提起です。結構厳しい内容だし、分厚いし、上下2巻だし、ちょっと引くところはありますが、なかなか考えさせる内容です。犯罪者って遺伝でそうなるの？それとも環境？それとも？？でも救いは、傷ついた主人公が自分を見つめていく中で、もちろん周囲の愛情もあるのですが、自立していく姿を見せてくれることです。内容が重いので、幸せになってよかったなぁと思いました。

またまた人が自立していくことの意味を考えさせられました。